昭和から令和にかけて、硬派で爽やかな存在感と圧倒的な個性で、多くのファンを魅了してきた俳優・柴田恭兵さん。
そんな長きにわたって、変わらぬスタイルと独特の魅力で支持を集め続けている柴田恭兵さんの現在の年齢は何歳なのでしょうか?
また、デビューからこれまでに歩んできた経歴やプロフィールも気になるところですよね。
そこで今回のこの記事では、
柴田恭兵さんの現在の年齢は?
柴田恭兵さんのプロフィール
柴田恭兵さんのこれまでの経歴
主にこの3つに迫っていきます。
リサーチしてみたら、年齢を重ねてもなお第一線で活躍し続ける理由や、俳優としての転機、そして人柄がにじむ数々のエピソードが見えてきました。
読みごたえのある内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでいってください!
それでは、早速本題に入っていきましょう!
柴田恭兵の現在の年齢は?

渋さと優しさ、落ち着いた雰囲気、チャーミングで年齢を感じさせない軽やかな身のこなし。
世代を超えて多くの視聴者から親しまれてきた俳優・柴田恭平さん。
その年齢を知って、驚く方も少なくないようです。
柴田恭平さんは、1951年8月18日生まれで、現在は73歳(2025年6月時点)です。
この生年月日は、芸能関係者向けの「日本タレント名鑑」(VIPタイムズ社)や、『日本人名大辞典+Plus』(コトバンク収録/講談社)など、複数の信頼性の高い資料に掲載されており、公式なプロフィールとして確認されています。
近年のインタビューでは、「若い頃は自分のことばかりだった。でも年齢を重ねるうちに、隣にいる人を大切にすることの意味がわかってきた」(出典:『週刊現代』 2022年9月3日号)と語っています。
その言葉からは年齢とともに増した深みや包容力が伝わってきます。
柴田恭兵のプロフィール

柴田恭平さんは、1951年8月18日生まれ、静岡県清水市(現・静岡市清水区)出身の俳優です。
身長176cm、血液型はA型。
若い頃から爽やかさとワイルドさを併せ持つ風貌で、多くのファンを魅了してきました。
少年時代とスポーツへの情熱
柴田さんは、海と山に囲まれた自然豊かな静岡で育ち、少年時代から運動神経が抜群で特に野球に熱中。
また短距離走とバスケットボールが得意で、高校時代は陸上部に所属していました。
100m走では静岡県大会で準優勝した記録も残っており、将来は体育の教師を目指していた時期もあったそうです。
本人いわく、「スポーツ万能だった親父のDNAを受け継いだのかもしれませんね」(出典:『FRIDAY』 2024年6月7日・14日合併号)とのことです。
走ることは、後の代表作『あぶない刑事』シリーズの軽快なアクションにもつながっていきます。
学びの場と俳優への転機
高校卒業後は、日本体育大学体育学部へ進学。将来は教師か指導者になることを志していました。
ところが大学在学中、友人の勧めで劇団の舞台に立ったことがきっかけとなり、演技の魅力に惹かれていきます。
その後、文学座附属演劇研究所で本格的に芝居を学び、1975年に俳優デビューを果たします。
仕事への姿勢と人柄
体育会系出身のストイックな印象が強い一方で、現場では穏やかで気配りのできる人柄としても知られており、多くの共演者からも信頼されています。
例えば、ドラマ『両刃の斧』(WOWOW)で共演した井浦新さんは、柴田さんについてこう語っています。
芝居にも人柄にも、品格がある。現場を呼吸するように引き締めてくれる。
――井浦新 出典: WOWOW公式サイト(2022年11月インタビュー)
また、『あぶない刑事』で共演した仲村トオルさんも、「恭兵さんは、以前からたくさんのアイディアを出す天才で、現場に入る前も来てからもずっと考えていて、それがまわりに反響していいムードを生んでいく」(出典:『東映MOVIEチャンネル』2024年4月25日公開)、と語っています。
学生時代の夢と俳優という道がつながり、持ち前の身体能力と柔軟な感性で多くの作品に命を吹き込んできた柴田恭平さん。
まさに、内に熱を秘めた静かな情熱型の俳優と言えるでしょう。
柴田恭兵の経歴
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— 映画『帰ってきた あぶない刑事』公式 (@abudeka_is_back) August 18, 2024
[~~~] 𝗛𝗮𝗽𝗽𝘆 𝗕𝗶𝗿𝘁𝗵𝗱𝗮𝘆
[~~~~] 柴田恭兵さん!!
[~~~~~]
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本日は我らが #柴田恭兵 さんのお誕生日🎂
おめでとうございます‼️‼️‼️
今日はハマで最後の応援上映も開催📣
ご参加の方は「ユージおめでとう!」と叫んで
お祝いしようぜ🕶️#あぶない刑事 #あぶ刑事 pic.twitter.com/EiySDtGh2k
1975年にドラマ『雑居時代』で俳優デビューを果たした柴田恭平さん。
端正なルックスと運動神経の良さを活かし、アクションから人間ドラマまで幅広く活躍を続けてきました。
1980年代、人気俳優としての躍進
1980年代に入り、刑事ドラマ『大都会 PARTII』や『大激闘マッドポリス’80』などで存在感を発揮。
1986年に放送が始まった『あぶない刑事』では、舘ひろしさんとのW主演で一躍スターダムにのし上がります。
柴田さん演じる「ユウジ」は、都会的で軽快なキャラクターとして人気を集め、この作品をきっかけに“トレンディ俳優”として若者層からの支持も獲得しました。
最高の相棒「タカ」を演じる舘ひろしさんは、当時をこのように振り返っています。
最初はこの人、変な芝居をするなあって思っていた。…だけど、よく考えてみたら、スタイリッシュな芝居に対しては嫉妬があった。それに気付いてから、これが格好いいんだとリスペクトできるようになった。
――舘ひろし 出典:スポニチアネックス(2024年5月24日)
互いをリスペクトする気持ちが、名コンビの原点になっているのかもしれませんね。
1990〜2000年代、円熟味を帯びた演技へ
1990年代以降は、『はみだし刑事情熱系』シリーズなどで刑事役を継続。
一方で、父親役や企業人役など、年齢に応じた落ち着きある役柄も増え、演技の幅を広げていきました。
また、ナレーションや朗読など“声の仕事”にも挑戦し、映像に限らない活動スタイルを確立していきます。
2008年には肺がんを公表しましたが、療養を経て現場復帰し、「命ある限り走り続けたい」(出典:NHKアーカイブス)と語るなど、変わらぬ情熱を見せています。
近年の活躍とこれから
2020年代に入っても出演は続き、2024年にはNHKドラマ『舟を編む〜私、辞書つくります〜』に登場。
かつてのアクションスターが、今では静かな佇まいの中に深みを宿すベテラン俳優としての存在感を放っています。
「年齢を重ねていくと、自分の内側に積み重なっていたものが役ににじみ出るようになる」
(出典:週刊現代 2022年9月3日号)と語るその姿は、多くの視聴者にとって希望や励ましの存在になっているのではないでしょうか。
まとめ!
今回は、柴田恭平さんの現在の年齢、プロフィールやこれまでの経歴についてお伝えしてきました。
柴田恭平さんの現在の年齢は、73歳(2025年6月時点)でした。
爽やかさと渋さを併せ持つ柴田恭平さんは、静岡県出身で、大学時代に演劇と出会ったことがきっかけで俳優の道へ進みました。
以降、ドラマや映画を中心に長年活躍されており、特に『あぶない刑事』シリーズでの軽快なアクションや独特の存在感は多くの人の記憶に残っています。
年齢を重ねた今もなお、落ち着いた演技や深みのある言葉で視聴者の心をつかみ、近年もNHKドラマなどに出演されています。
その歩みを振り返ると、真摯な姿勢と揺るぎないスタイルが、長く第一線で活躍してきた理由なのだと感じます。
これからの活動にも、引き続き注目していきたいですね。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
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